1円で61万株を誤って売却
些細なミスが重大な結果を招いてしまいました。
みずほ証券は1株61万円で売るところを1円で61万株を誤って売却してしまいました。300億円以上の損失。300億円って、中堅の証券会社でもみずほ証券だったからまだ、救いがあったのかもしれません。バックが大きいですから。
どの仕事でも小さなミスが大きな損害を与えてしまうことがあります。他人からすれば「なんでそんなこと気が付かないの?」と思うものです。ことの大小はあっても、誰しも1、2度の経験はあるのでは。
たるんでいる、気合が入っていないからだと、精神論を述べる上司や経営者もいます。確かに、そういった面もあります。でも、ミスをするのが人間です。
人間はミスをすることを前提に、どうしたらミスが防げるか、そしてどのようにしてミスを発見し修正するかが大切です。
それにしても、300億円とはみずほ証券も莫大な授業料を払ったものです。他人事ではなく、自分自身に置き換えてこの課題に取り組むのも有意義なことではないでしょうか。
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