高校生の意識調査
財団法人日本青少年研究所より高校生の友人関係と生活意識 -日本・アメリカ・中国・韓国の4ヶ国比較ー と題する高校生の生活意識調査結果が発表されました。
読売、朝日、産経などがこれを取り上げています。総じて勉強に関心が少なく、意欲的でないとの論調です。
他国と単純に数字を比較すれば、そのようにも取れます。それぞれの国の実情を考慮して考えることが必要だと私は思います。大学に入学しにくい環境にある国では進学に対しての意識は高まるでしょうし、そうでもない国は意識が低くなるのは当然です。
また、このような調査が発表されて私が懸念することは、十把一絡げに捉えられがちだということです。数字を並べていくとある高校生像が浮かんできます。それは数字の平均であって、すべての実際の高校生がそうだとするのは危険です。
「最近の若い者は」と年長者は口にします。その年長者も若い頃は、そのときの年上の人にそう言われてたはずです。昔からその繰り返しで現在があるのでしょう。
新聞などの論評は、そんな年長者の若者に対する愚痴でなければと思います。
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