野球ファンが求めるものは
4月が終わった時点での巨人の成績は好調そのもの。18勝6負2分、勝率は7割5分。2位中日と4.0のゲーム差をつけ堂々の首位。けれども、視聴率は裏腹に4月の平均は関東地区で12.6%と過去最低を記録しました。
巨人戦の視聴率=プロ野球の人気とは言えないと思いますが、少なくとも巨人戦をテレビで観戦したいと思う人は減っているのは確かなようです。
一方、パ・リーグの観客動員数は4月27日終了時点で前年同期より増えています。6球団の1試合平均入場者数は1万8085人で前年同時期より8.1%の増加です。
メジャーで活躍する日本人選手が増え、また今年はWBCもありました。その映像は日本に居ながらにして見られます。そのため、いままでに無かった野球を知り、ファンの野球への要求も更に変化したのではないでしょうか。それが、それぞれの結果につながったように思えます。
各個人の趣味、話題、関心といったことが細分化され多様化した現在、以前のような人気を回復するのは容易ではありません。しかし、時代の流れというか雰囲気というかファンが望むものを読みそれを取り入れれば、過去とは違った形で再び人気が上昇すると思います。
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