監督と采配のあや
先制したのは日本。
しかし、終始日本は押されぱなし。川口の活躍がなかったならば何点取られたことかと。
オーストラリアの戦術は素晴らしいものでした。中盤の選手のマークを徹底し攻撃の基点をつぶす。ボールを奪ったらパスを繋ぎ日本を揺さぶり、あいたところを狙って選手が入り、シュートを放つ。オーストラリア選手の動きも良かったですが、作戦を立てたのはヒディング監督でしょう。
後半、選手の疲労が目に付いてくると、最初に動いたのはヒディング監督でした。ジーコ監督が動いたのはオーストラリアの選手交代枠を使い切ってから。しかも日本は選手交代によってリズムがくるってしまいました。
リズムが狂った結果、日本の選手交代5分後に同点にされてしまいます。その後、9分間に2点を失い試合終了。
監督の作戦や選手起用があやとなった試合でした。
厳しい状況に置かれたことには違いありません。しかし、ジーコが日本代表監督になってから4年間、何よりも強調してきたのは「最後まであきらめない」。
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